夏の掛軸

朝顔（アサガオ）

花言葉は「明日もさわやかに」「はかない恋」「貴方に私は絡みつく」「愛情」「平静」です。

アサガオは、古来わが国の夏を彩る風物詩として親しまれてきました。
その清楚な花色はすばらしく、いまなお多くの人々に愛好されています。

アサガオは、実はとても縁起の良い花です。
歴史は古く、奈良時代に遣唐使が持ち帰ったのが初めと言われています。

その昔、アサガオの種は薬として扱っていました。

アサガオは別名「牽牛」（けんご）といいます。

アサガオの種は、非常に珍重とされていました。

その種を送られた人は、牛を引いて御礼をしたことがその由来だそうです。
とにかく非常に高価であったという事です。

この「牽牛」という名前から、アサガオの花を織姫にみたて「朝顔姫」と江戸時代は呼ぶようになりました。この頃、アサガオの花が咲くことが1年に1度、彦星と織姫星出会えたことの現れとされ、とても縁起の良いものとされるようになりました。

夏の風物詩として広く好まれているアサガオに素敵なお話がありました。

                                                                       

                                                                        　　朝顔

                                                                     初夏の掛軸　あじさい